先日、長崎にピカソ展を見に行きました。

イスラエルからたくさんの作品がやってきていて、主には版画!
一番心に残った作品はエッチングとアクアチントで作られた「少年と蝋燭の側で寝る女」

https://mizoe-gallery.com/products/detail/2462 ←画像お借りしました
衝撃を受けて絵の前からしばらく離れられませんでした。
(美術館に行くときはお気に入りの絵を見つけてその前にずっといて絵の世界観に入り込みじっくりと感じるのが好きです。今回、一周してその絵を見にまた戻ってくるのでだいぶ徘徊してしまいました)
小学生の時に風で動く教室のカーテンが好きでじっと見たり絵に描いたり、木版画で制作もしたのですが
布が好きだったようで大人になってからは洋服のしわも描くのが好きで、この作品、なんて理想的なしわと影!!!と感動してしまいました。蝋燭の輝きも、登場人物の人間関係も、光と影も、全てがここに凝縮されている…✨
他にも気になった作品はどれもアクアチントという技法で作られていて、エッチングは以前個人でされている教室で経験したことがあるのですが、アクアチントは未経験なのでいつか必ずやってみたいと思いました。
他にも、シュガーリフトという砂糖水を使った技法もあるということを初めて知りました。
ピカソのエネルギッシュな制作意欲にも刺激を受けました。
寒い日で、風に吹かれながら石畳の道を歩いていると素敵なカフェを発見。アイリッシュティーをいただきました。

アイリッシュティーとは!ウイスキーの入った紅茶です。(๑˃̵ᴗ˂̵)
以前友人とアイルランドに行った時、パブで飲んだアイリッシュコーヒーの美味しかったこと!!!
その日はたまたま独立記念日だったらしくパブは大盛り上がり。アイルランドの歌をみんなでライブ感覚で踊りながら歌い、私と友人も夕食をとりつつテーブルでイェーイ!と楽しんでいたところ、アコーディオンのおじいさんが「君たちどこから来たの?」
日本人だと答えたところ、、なんと荒城の月を演奏してくれました!
そんなことを思い出したり。
今でもケルティックウーマンやエンヤなどケルトの音楽は大好きです。日本人に通じる抒情的で繊細な感覚がありますよね。
あたたまって、せっかくなので大浦天主堂まで歩きました。途中の道に絵本美術館を発見!嬉しい驚きでした。

一階には所狭しと絵本だらけ!もっと長く滞在したかったな〜。3階ギャラリーの奥に居心地の良いソファーがあり、そこでは絵本を読むことができました。1階の書店でちらっと見て気になっていた「雪の女王」を。

寒い日にぴったりだなと思いながら、夢のような挿絵に酔いしれた時間でした。
絵を描いているエロール・ル・カイン、私にとって大事なアーティストです。
幼少期に入院していた時、ベッドの上でたくさん絵本を読んだのですが
その時印象に残った絵本が、

とにかく絵が美しくてひきこまれたことをはっきり覚えています。ただ綺麗なだけではなく、奥に何かが潜んでいそうな、世界観や色合いに惹かれました。私の原点ともいえる思い出です。
雪の女王は初めて読んだのですが、物語に出てくる景色の作り込みが素晴らしくて、
眺めているだけで絵本の世界にトリップできてうっとりしていました。
話もぼんやりとしか知らなかったのですが、改めて読むと、友達の男の子を救うために、かなりの困難を女の子がたった一人で乗り越えていく話で少し驚きました。込められた寓話、象徴的な意味も深く、さすが長年読み継がれている物語だなと感じました。
大浦天主堂は高校生の時に母と訪れたことがあるのですが、私も年齢を重ねてあの時には気づけなかった素朴で丁寧に作られたステンドグラスや建物から感じる温もりに暖をとって、しばし時を忘れました⭐︎
幼少期〜小学校時代の自分にタイムスリップしたような、不思議な旅でした。
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