海外で主に学んでいたのは
Conceptual Art コンセプチュアルアートというものです。
特に好きだったのはオノヨーコの作品で
エッセイを描く時の課題としてもよく選んでいました
彼女の作品で最も好きなものの1つが
空を開けるためのガラスの鍵というものです

彼女の作品は1つ1つが衝撃的で
彼女の作品を、アートとして受け入れている世界があるということも新鮮な驚きでした。
それまでの私が知っているアートは、いわゆる絵画や工芸が主だったので、その人の持つコンセプトがそのまま立体作品になっているという、こんなものがあるんだ!とドキドキしたのですが、イギリスで学んだ現代アートはほとんどがこのような、芸術的な技術を楽しむ、というよりも、“その人の発想やコンセプトを楽しむ”というものが多かったのです。
見た目の綺麗さよりも、なんか面白いぞ、と新しい見方や驚きを与えてくれるようなものが主流の世界でした。
学校に入るための試験もオーディションのようで
作品集をつくっていって自らプレゼンテーションをするというものでした。
もちろん緊張はするのですが堅苦しい感じではなく、ときには笑いが起こることもありました。
学校に入ると、様々なことを教わりましたが
なかでもこれをやって!と言われたことが
“自分ノート”をつくることです
このノートに日々自分の体験や感じたり学んだりしたこと、ありとあらゆることを書きこんでいきます。
ほんとに、ありとあらゆることです。
“自分マニアになるためのノート”ともいえます。
このノートに、とにかくたくさん書きこんでいくことで、自分が何を感じていてどういう人間かということが嫌でもだんだん浮かび上がってきます(笑)
このノートを通して、心の奥に隠れていた本当の自分と出会うことができ、作品をつくるときの強い味方になってくれます。
海外という普段の自分が生きてきた世界から遠く離れた場所で自分と向き合ったあの時間は、今でも私の核になっていると感じます。
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